日本も、街はイルミネーションで飾られている事でしょう。
ご存知の通り、フランスはカトリックの国ですので、ノエルは
“恋人たち”のイベントではないので、恋人がいなくても、
恋人がサンタクロースでなくても!寂しい思いはしません。(笑)
クリスチャンにとってのノエルは、日本の“お正月”のような感覚です。
もみの木のツリーを囲み、家族そろっておいしいものを食べ、
夜はミサへ行ったり、鐘の音を聞きつつ、静かにすごします。
ですから、パリに一人暮らししていて、実家が遠かったり、
休みが取れない人達にはちょっと寂しい時期ですね。
そんな人達のためなのでしょうか、ノエルの食卓には、
必ず一つ空席をつくっておく、という習慣が南仏にはあるそうです。
いつ寂しい独り者が来てもいいように、と。
この時期、“サンタ様”と書いて、手紙を出すと、サンタさんから
お返事がもらえます!フランス郵便局、なかなかやりますね!
もちろん、子供達だけでなく、大人も楽しめる美しさです。
シャンパンはいかが?大人の楽しみ!あぁ、大人でよかった。
さて、クリスマスを目で楽しんだ後は、おいしいものの話。
ノエルのディナーは、おせちと同じように、
各地各国でさまざまな違い、特色があります。
そこで、そこで今回、ポルトガル出身フランス人と、
フランス領のカリブ諸島出身の友人から聞いた、
“伝統的クリスマス”もあわせてご紹介しましょう。
その前に、まずは、“典型的パリジャンのノエル”から。
24日の夜は、白ワインと生牡蠣から始まります。と、ここで中断、ミサへ。
ミサの後、(かなり夜更けです)ここからが、本番のノエルディナー。
前菜は、白ブーダンというフランスのソーセージ、フォアグラ。
メインは、ガチョウ、雄鶏、鴨などの鳥類のファルシー(詰物入丸焼き)
栗、芽キャベツ、そして、なんと、チョロギ!を添えてたべるそうです。
そして、ブルゴーニュの赤ワインをたっぷりい頂くのが、義父の家の“伝統”
デザートは、ビッシュドノエル。薪の形のケーキを、シャンパンとともに。
これで、クリスマスイヴが終わり。25日の昼には、羊のモモ肉の
ローストを食べて、パリジャンのノエルが終わります。
さて次は、ポルトガル系ノエル。24日の夜は、“貧しい料理”!!
鱈、キャベツ、ジャガイモの水煮だそうです。
伝統的には、本当に水だけで煮てるので味はなし!
なんだか、切ないイブですね。
(現在は、さすがに、塩とハーブは入れるそうです。)
ご安心を、25日の昼がメインです。
その名も“金持ち料理”
生まれたばかりの赤ちゃん豚の丸焼き。その上、子羊のロースト。
まだまだあります。
えび、鱈のフライ、スモークサーモン、フォアグラ!!
アレテリアという、春雨のデザートまで。
書いてるだけで、胸焼け気味。
この金持ち料理を、午後中ず〜っと食べ続けるそうです。すごい胃袋です。
最後は、仏領カリブ諸島のノエル。また一味違うノエルです。
12月1日からノエル期間がスタート。
24日まで、家族や、教会のコーラス隊と、ノエルの歌を毎日歌い続けます。
24日からが本番。
それぞれの家庭で山ほど料理を作っておき、次々にやってくる
家族や親戚、友人をもてなすのです。
そして、自分達も、友人、親戚宅をまわり、それぞれの家でもてなされます。
昔は、各家庭でノエルに豚を一頭さばいたそうです。
今は“豚一頭”とまではいかなくても、さまざまな豚料理を大量に準備するのが伝統。
そして、必ずラム酒で乾杯。
ですから、挨拶回りが終わると、みんな、へべれけに酔っ払っているそうです。
日本の御節、おとそ、挨拶まわりみたいですね。
フランス、ポルトガル、カリブ、いずこも、家族でおなかいっぱい、
よっぱらい、というのがノエルの過ごし方です。
あ、酔っ払わなくてもいいですね。(笑)
でも、日本女子mikiとしては、日本のクリスマス、“恋人達のロマンティックノエル”も
なかなかよかったよな〜と、ちょっぴり、懐かしく、恋しく思い出してしまう今日この頃。
あぁ、あの頃はよかった。(遠い目)
それでは、皆様も良いクリスマスを!
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《 boudin noir》 |
《aletria》 |
《 poulet farci 》 |
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パリジャンのノエルは、白ブーダン。
これは、カリブノエルの伝統、黒ブーダン。黒ブーダンは、豚の血ベースのソーセージ。 おいしいですよ。 |
ポルトガルノエルの伝統デザート。 私は食べたことがないのですが、きっと素朴な味でしょね。 “春雨デザート“と聞くと、ちょっと不思議ですが。 |
フランスのノエルでは、chapon(食用雄鶏)や鴨、ガチョウの丸焼きを食べることが多く、七面鳥は最近のこと。
逆に英国は、巨大七面鳥が伝統。 だから、写真はうちのノエルのめん鶏。シャポンはまだ食べたことがありません。 |
























