絵本のある生活O『てぶくろ』

よしこさんのプロフィールは、こちら

てぶくろ.jpg

てぶくろ

エウゲーニー・M.ラチョフえ / うちだりさこ やく / 福音館書店(1965/11)

 

おじいさんが森でおとした、かたほうだけのてぶくろ。
さいしょにやってきたのはくいしんぼねずみ。 
「ここでくらすことにするわ」
つぎにやってきたのはぴょんぴょんがえる。 
「わたしもいれて」
ほら、もう二ひきになりました。

  

はやあしうさぎにおしゃれぎつね…。 つぎにつぎにやってくる動物たち。

さいごには、のっそりぐまもなかまいり。ぱんぱんになってもはじけない。

窓ができ、えんとつがたち、どんどんすてきなおうちになっていく、

ふしぎなてぶくろのお話です。

 

本当に寒そうな森のなかのようす、動物たちの個性的な服装。

ロシア(ウクライナ)のお話なんだなぁと、今読むと実感します。

語りのリズムもすばらしく、読み聞かせにぴったりの、耳にもここちよい絵本です。

 

TOPページに戻る

絵本のある生活N『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』

よしこさんのプロフィールは、こちら

ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス.jpg

『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』 (大判)

ジャネット&アラン・アルバーグ作 佐野洋子訳 文化出版局 (2006/10)

  

クリスマスイブの雪の中、ゆかいなゆうびんやさんが自転車こいでやってきた。はいたつさきは、赤ずきんちゃんのおうちに、ハンプティ・ダンプティ、それにしょうがパンぼうや! そうして、さいごについたところはサンタ工房。プレゼントをじゅんびしている真っ最中。ゆうびんやさんは、こどもたちのてがみをどっさり、サンタさんにとどけます。

  

封筒を模したページに、実際にいろんなお手紙やたのしいプレゼントがはいっています。すごろくゲームにちいさな本。そのなかにまたちいさなちいさな本がかくれていたりと、とにかくワクワクがぎっしりつまっています。

  

それから、ページのそこここにえがかれている、いろんなお話の登場人物やモチーフをみつけるのも楽しみの一つ。

 

子どもたちはもちろん、大人もとっても楽しめます。図書館で借りて、そーっとながめるだけでは物足りない! 自分のものにして、思う存分手紙を出したり入れたりして遊びたくなります。

クリスマスプレゼントにも、ぜひどうぞ。

 

「フエンテのやさしいセントジョーンズワート」TOPページに戻る

絵本のある生活M『かいじゅうたちのいるところ』

よしこさんのプロフィールは、こちら

かいじゅうたちのいるところ.jpg

『かいじゅうたちのいるところ』
 モーリス・センダックさく/じんぐう てるお やく/ 冨山房 (1975/01)

 

あるばん、マックスはおおかみのぬいぐるみをきると、いたずらをはじめておおあばれ…。

ゆうごはんぬきでしんしつにほうりこまれます。

  

するとしんしつに、にょきりにょきりと木がはえだして、いつのまにやら森のなか。

なみがざぶりとうちよせて、マックスはふねにのってでかけます。

  

1ねんと1にち航海すると、かいじゅうたちのいるところ!
  

とにかくかいじゅうたちがすばらしい。大きなつめにぎらぎら光る大きな目。ぎざぎざの牙。うろこのはえた足。いっぴきいっぴき、じっくりながめてあきません。

マックスと遊ぶ姿は、かわいらしいようで、やっぱりその目はちょっと、よこしまなことを考えてるようで油断がならない感じです。

  

マックスが帰るというと、かいじゅうたちは泣いてこういいます。

「おねがい、いかないで。おれたちはたべちゃいたいほどおまえがすきなんだ。たべてやるからいかないで。」

  

センダックの代表作。こどもたちが大好きで、もちろん大人にもファンの多い一冊です。

  

TOPページに戻る

絵本のある生活L『まるで てんで すみません』

よしこさんのプロフィールは、こちら

 まるで てんで すみません.jpg

『まるで てんで すみません』
佐野洋子文 長新太絵 偕成社 (2006/09)

 

「わたしたちって ほんとに すてきねえ。むだなところが なんにもないのよ ころころころ」

「わたしたち かんぺきっていうのよ」

「てんさい てんさい まんまるは てんさい」

  

ひたすら自分たちをほめあいながら、はしゃぎまわって、二度と戻れない坂道をころがり

おちてゆく ふたつのまるのおはなし『まんまるとまんまる』。

  

てんでみんな自分勝手で、目立ちたがりやですこしもじっとしていない「てん」たちの

『てんのはなし』。

  

「さんかくとしかくがいっしょにすんでいました。」ではじまる『さんかくとしかく』

さんかくは一日中不満だらけで、ぶりぶりはらをたてていて、

しかくはどっしりと落ち着いています。

そんなある朝、目が覚めると、さんかくがまんまるになってしまって、さあたいへん!

「ぼく さんかくで いい さんかくが いいんだよう」と大混乱。

  

もうひとつ、『まっすぐなせんとぐにゃぐにゃのせん』がいっしょにすんでいる

おはなしものっています。

  

まるやさんかくやしかくが主人公の楽しい絵本…と思ったら、

どのお話も、ちょっぴり皮肉で、身につまされたり、

なんだか、我が身をふりかえって反省したりもしてしまう意外な絵本です。

  

TOPページに戻る

絵本のある生活K『ふるびたくま』

よしこさんのプロフィールは、こちら

ふるびたくま.jpg

『ふるびたくま』
クレイ・カーミッシェル作 江國香織訳 BL出版 (1999/08)

   

ある日、ずっとクララのお気に入りだったくまが 鏡の前に立ち、

かなしげに自分の姿をみつめていました。

     

「もうすぐ、ぼくはおんぼろになってしまう」
「 すりきれた、おんぼろのくまだ」

  

ふるびたぬいぐるみのくま。悲しい想像でいっぱいになって、どんどんしょんぼりとしていく様子に、クララでなくとも、思わずぎゅっとだきしめたくなってしまいます。

   

とても愛らしくかわいらしいくまのおはなし。

同じシリーズに『海辺のくま』、『さびしいくま』があります。

どれも一枚一枚のページを、ポスターにして、そのまま壁にはっておきたいような、すてきな作品です。

   

TOPページに戻る 

絵本のある生活J『おやすみなさい おつきさま』

よしこさんのプロフィールは、こちら

おやすみなさいおつきさま.jpg

おやすみなさい おつきさま

 マーガレット・ワイズ・ブラウンさくクレメント・ハードえ

 せたていじ やく  評論社(1979/09)

    

おおきなみどりのおへやのなかに 
でんわがひとつ あかいふうせんひとつ えのがくがふたつ…
あかいベッドには青と白のしましまパジャマのこうさぎがいっぴき。
置き時計の針は7時をさしています。
「おやすみ あかりさん」「おやすみ あかいふうせん」
こうさぎがおへやのなかのものひとつひとつに、声をかけます。
窓の外ではまんまるおつきさまが少しずつすがたをあらわします。
時計の針が8時をさすころには、みどりのおへやはだんだんうすぐらくなって、
こうさぎはいつのまにかすやすやとねむっています。

    

ページをめくるたび、こうさぎといっしょにおへやのなかをじっくりと眺めてし
まいます。ちょろちょろとうごきまわっているねずみの姿を探すのも楽しみの一つ。
寝る前に読むのにぴったりの、きれいでしずかな絵本です。

  

TOPページに戻る

 

 

絵本のある生活I『ふしぎなえ』

よしこさんのプロフィールは、こちら

ふしぎなえ.jpg

ふしぎなえ

安野光雅え 福音館書店(1971/03)

      

どこが床で、どこが壁で、どこが天井だか、こんがらがっちゃう部屋。
ねじれにねじれて、自分がいつのまにか逆さまになってしまう奇妙な迷路。
あれっ、こっちの絵はなんだか影のうつりかたが変だぞ?

 

じっくりとみればみるほど、なにがどうなっているんだかわからなくなって、

ついつい何度もみてしまいます。全編ふしぎなえのみで、文字はひとつもありません。

幼い子から大人まで、それぞれに楽しめます。

読み手が成長するにつれて、新たな発見と感動も!
  

安野光雅さんの絵本作家デビュー作にして、ロングセラーの絵本です。

  

TOPページに戻る

絵本のある生活H『ちびゴリラのちびちび』

よしこさんのプロフィールは、こちら

ちびゴリラのちびちび.jpg

ちびゴリラのちびちび

ルース・ボーンスタイン さく  いわた みみ やく  ほるぷ出版(1978/8)

            

ちいさなかわいいゴリラがいました。みんな ちびちびが だいすきでした。
おかあさんもおとうさんも、おばあさんもおじいさんも、でっかいヘビものっぽのキリンも、ライオンのおじさんもかばのおばあさんも…。

ちびちびがうまれたそのひから みんなはこのちびゴリラがだいすきでした。
そして、そして、ちびちびがどんどん成長して、とってもおおきなゴリラになっても、やっぱり、みんな、ちびちびがだいすきなのです。

グリーンとオレンジの色づかいがとてもあたたか。森の動物たちのやさしい目にかこまれて、のびのびと遊ぶちびちびをみていると、しあわせでおだやかな気持ちになります。

出産祝いのプレゼントにも、ぴったりの絵本です。
 

TOPページに戻る

絵本のある生活G『2ひきのいけないアリ』

よしこさんのプロフィールは、こちら。

2ひきのいけないアリ.jpg

『2ひきのいけないアリ』
クリス・ヴァン・オールズバーグ著 村上春樹訳  あすなろ書房 (2004/9)

 

一ぴきのアリが、きらきらと光る美しいクリスタルを抱えて、巣に戻ってきました。女王様は、あっという間に丸ごと召しあがると、「こんなにおいしいものは、生まれてこのかた食べたことがありません。私が望むのは、これをもっと食べることです。もっともっと、たくさん食べることです。」と、もうされました。

   

アリたちは、女王様のためにもっともっとたくさんのクリスタルを手に入れにでかけます。長く危険な旅をして、ようやくその場所にたどりついたアリたちは、一つづつクリスタルをかかえると、すぐに帰りの旅路につきました。2ひきのいけないアリをのぞいては…。

   

残った2ひきは、次から次へと、動けなくなるまでクリスタルを食べまくって、眠ってしまいます。そして次の日の朝、巨大な銀色のスコップが、クリスタルのなかにざっくり突き刺され、アリたちはクリスタルごと沸き立つ茶色の池の中へ!2ひきのいけないアリの災難は、まだまだ続きます。

   

徹底的にアリの目線で描かれた世界が、とてもリアルでシュール。原作が1988年の出版で、キッチンのディスポーザーらしき物が普通に出てくるのが、アメリカの絵本だなぁと感じます。
  

オールズバーグの絵本では、『まさ夢いちじく』もとてもシニカルでおもしろい作品です。同じく、村上春樹さんの訳で、河出書房新社から出ています。

  

TOPページに戻る
   

絵本のある生活F 『まほうの夏』

よしこさんのプロフィールは、こちら。

まほうの夏.jpg

 『まほうの夏』
藤原一枝・はたこうしろう作 はたこうしろう絵 

岩崎書店(2002/5)

   

うだるように暑い、東京のビルの谷間の小学校に通うふたりの兄弟。

夏休みなのに、お父さんもお母さんも、お仕事だって。きょうも、学校のプールとゲームと麦茶。それとポテトチップス。あーあ、なにかおもしろいことないかな…。

   

そんなある日、おじさんからはがきが来た。ふたりはひこうきでお母さんのいなかへ。夏休みのはじまりだ! 

   

まっくろに日焼けした地元の子たちと虫とりへ。木のぼりしたり、川におっこちたり、ヤブカにさされてボコボコになったり。姿がみえないくらい降りしきるいなかの夕立は、シャワーみたいで

すっごくきもちいい。とれたてのトマトにキュウリ、おひさまのにおいのするパリパリのおふとん。そしてあしたは海水浴だ!

   

ラストシーンで入道雲を背に、「またくるよ!」と手をふる兄弟は、まっくろに日焼けして、お話の始まりとはまるで別人。にこにこと元気いっぱいです。

   

ふたりの過ごすまほうの夏は、子どものころ過ごしたとてもなつかしい夏の一日を思い出させてくれます。

あのころ感じた「夏休み」のワクワクを、ふたりの兄弟といっしょにぜひ体験してみてください。 

  

TOPページに戻る

絵本のある生活E『ゆめくい小人』

よしこさんのプロフィールは、こちら

ゆめくい小人.jpg

『ゆめくい小人』

ミヒャエル=エンデ作 アンネゲルト=フックスフーバー絵 さとう まりこ訳
偕成社 (1981/11)

  

まどろみ国の人々は、ねむることがいちばん大事な仕事。

でも大切なのは、長くねむることではありません。 ぐっすりねむることです。よくねむれば、気持ちがやさしくなり、頭はすっきりする…まどろみ国のひとびとは、そう考えています。

だからこの国では、いちばんよくねむる人が王様になるのです。

  

ところが、まどろみ国のおひめさま「すやすやひめ」は、こわいゆめをみるのがいやで、ねむりたがらなくなりま した。心配した王様は、こわいゆめを消す薬をさがして、自ら旅に出ます。

  

そうして荒野で、銀色にかがやくきみょうな小人に出会います。それはこわいゆめを食べてくれるゆめくい小人でした 。ゆめくい小人をよびだすじゅもんを教えてもらって、おひめさまは安心してねむれるようになります。

     

ぶきみなゆめをおいしそうに食べるゆめくい小人。

そのすがたは、あやしげでおそろしく、いかにも異世界の生き物という感じ。暗めの色調とそこここに使われた青い色も幻想的なムードを高めています。
『モモ』や『はてしない物語』の作者、ミヒャエル・エンデの語る不思議なお話です。

 

TOPページに戻る

絵本のある生活D 『ルリユールおじさん』

よしこさんのプロフィールは、こちら

ルリエールおじさん.jpg

『ルリユールおじさん』
いせ ひでこ作 理論社 (2006/09)

    

大切な植物図鑑がこわれてしまった。本をかかえて街へでる女の子。
「こわれた本はどこへもっていけばいいの?」
本やさんにはあたらしい植物図鑑がいっぱいあった。
「でもこの本をなおしたいの。」
「そんなにだいじな本なら、ルリユールのところに行ってごらん」

        

ルリユールは製本の職人さん。女の子がたどりついたその部屋には、魅力的な道具がいっぱい。ひとつひとつ手作業で本が生まれ変わっていく工程が、丁寧に描かれています。

    

本を修復するおじさんの手つき。生まれ変わった大切な本を宝物のように抱きかかえる女の子。本に対する愛情があふれでてくる一冊です。

   

この絵本そのものも、水彩で描かれたパリの町並みがとても美しく、
画集をめくるように、1ページ1ページ、大切にゆっくりとながめていたくなります。

 

TOPページに戻る

絵本のある生活C 『木はいいなあ』

よしこさんのプロフィールは、こちら

木はいいなあ.jpg

『木はいいなあ』 

ユードリイ作 シーモント絵 西園寺祥子 訳 偕成社 (1976/4)

                   

木がたくさんあるのは いいなあ。木がそらを かくしているよ。

            

たった一ぽんでも、木があるのはいいなあ。木には はっぱがついている。
はっぱは なつじゅう、そよかぜのなかで、ひゅるひゅるひゅるーっと、
くちぶえを ふいているよ。

            

木かげでお弁当を食べたり、お昼ねをしたりする人たち。
すてきな枝ぶりの木にのぼって遊ぶ子どもたち。

枝につけたブランコをこいでいる子や木からとったぼうきれで、絵をかいている子もいます。

             

木とふれあう人々の生活が、細やかにいきいきとえがかれています。
子どもも大人も動物も、みんなくつろいでいて楽しそう。

木のほうもなんだかうれしそうにみえます。

           

本当に、しみじみと「木はいいなあ。」と感じる絵本です。

 

TOPページに戻る

絵本のある生活B  『だってだってのおばあさん』

よしこさんのプロフィールは、こちら

だってだってのおばあさん.jpg 

『だってだってのおばあさん』 さの ようこ作・絵 フレーベル館 (1985/6)

    

98才のおばあさんと1ぴきのねこがいっしょにすんでいました。ねこが、さかなつりにおばあさんをさそうと、おばあさんはいつも「だって わたしは 98だもの、98のおばあさんがさかなつりをしたら にあわないわ」とことわるのでした。

    

さて、おばあさんの99さいの誕生日。ケーキにたてるろうそくを買いに行ったねこは、川にろうそくを落としてしまいます。残ったろうそくは5本だけ。5本のろうそくに火をつけて、お誕生日を祝います。「1さい 2さい 3さい 4さい 5さい。5さいのおたんじょうび おめでとう!」

       

次の日、ねこがおばあさんをさかなつりにさそうと、「だってわたしは5さいだもの…、あら、そうね!5さいだから、さかなつりにいくわ」といって、おばあさんはげんきよく出かけていきます。

        

5才のおばあさんの、かろやかで自由なこと!いつもふしめがちだったおばあさんが、きらきらぱっちりおめめに変わっていくのが印象的です。
おばあさんをみていると、自分の中の眠っていた好奇心もムクムクふくらんできます。元気をくれる絵本です。

    

TOPページに戻る

絵本のある生活A 『もしゃもしゃちゃん』

よしこさんのプロフィールは、こちら

もしゃもしゃちゃん画像.jpg

『もしゃもしゃちゃん

マレーク・ベロニカ(文・絵)、みや こうせい(翻訳) 福音館書店(2005/02)

           

髪もとかさない、歯もみがかない、おふろにも入らない女の子。みんなはもしゃもしゃちゃんと呼んでいます。

ある日、おともだちと仮装パーティーをすることにしました。みんなでなりたいものの絵をかいてみます。 もしゃもしゃちゃんが妖精の絵をかくと、みんなおおわらい!かみのけがもしゃもしゃのくせに!
  

もしゃもしゃちゃんのもしゃもしゃの黒髪とそっくりな、ちいさなハリネズミたちや、森の木やてんとうむしが、総出でもしゃもしゃちゃんを大変身させてくれます。

   

出てくるどうぶつたちやお花がとてもチャーミングです。ちっちゃなお芝居をみているみたい。

色使いがきれいで、センスのよいハンガリーの絵本です。

  

TOPページに戻る 

 

 

 

絵本のある生活@ 『ふくろうくん』

よしこさんのプロフィールは、こちら

 

 ふくろうくん画像.jpg

『ふくろうくん』

アーノルド・ローベル (), 三木卓 (翻訳)  文化出版局 (1976/01)

   

    

あるばん、ふくろうくんはなみだでおちゃをいれることにします。

「さあて、ぼく はじめるよ。」 そう言うと、ふくろうくんは悲しかったことを考え始めます。

「あしの おれてしまった いす」「みじかくなって つかえない えんぴつ」…

ゆわかしが涙でいっぱいになると、ふくろうくんは 「さてっと これでよしだ。」 とけろりと泣きやんで、一人がけのソファで、のんびりと涙でいれたお茶を飲むのでした。

 

「なみだのおちゃ」のほかに4つのお話が入っています。ふくろうくんはいつもひとりで楽しそうにいそがしそう。

ワクワクもドキドキもゆったりも、日々の生活にたくさんつまってるんだなぁとうれしくなってしまう一冊です。

   

TOPページに戻る 

よしこさんのプロフィール♪

プロフィール

よしこ

区立図書館勤務を経て、現在、大学図書館員。区立図書館時代は、読み聞かせやストーリーテリング、それから小学校を訪問してブックトーク(本の紹介)をしていました。

  

今でも月に一度、土曜日に区立図書館でボランティアとしてお話会をしています。

絵本と物語とマンガを読むのが大好きです。

  

好きな絵本作家さんは、長新太、スズキコージ、モーリス・センダック。

好きな児童文学作家さんは、たかどのほうこ、岡田淳、オトフリート・プロイスラー、ミラ・ローベ。

   

東京在住。

   

★ 「ぐるぐるブックトーク」 

お子さんへの読み聞かせにぴったりの絵本や、大人も子供も楽しめる児童書を紹介しているブログも書いています。

      

★ごあいさつ&「絵本のある生活」について

日々の生活の中で、ほっとひとやすみできる大切な時間。のんびりお茶を飲みながら、絵本の世界にちょっと散歩へ出かけてみませんか。

「フエンテのやさしいセントジョーンズワート」とともに、このページをみなさまのここちよい生活のひとときに加えていただけるとうれしいです。

  

TOPページに戻る